好きな紅茶
みなさんは、紅茶が好きですか?
わたしは大好きで、一番好きなのはアールグレイです。
ニュージーランドでもずっと、 Earl Grey を飲んでいました。向こうでは、カフェやレストランではもちろん、スーパーで売っているティーバッグにも茶葉が多く入っていて、かなり濃厚なアールグレイを味わえます。
ところで、この紅茶名の由来をご存知でしょうか?
実は、上の画像の男性です。彼こそ Earl Greyさん!
正しくは、Charles Grey (2nd Earl Grey) 、「第2代グレイ伯爵」です。
いはゆる日本語で意味する「イギリス」は、
United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国
で、その貴族(ユナイテッド・キングダム貴族)には、爵位 (peerage) が5つあります。
注:現在は連合王国ですが、過去には国家が分かれていました(イングランド、スコットランド、アイルランドなど)。それでも、5つの爵位は共通しています。
5つの爵位とは、次の通りです。
1. Duke(公爵)/ Duchess(ご夫人)
2. Marquess(侯爵)/ Marchioness(ご夫人)
3. Earl(伯爵)/ Countess(ご夫人)
これは、アングロ・サクソン時代に制定された最も古い爵位です。
4. Viscount(子爵)/ Viscountess(ご夫人)
5. Baron(男爵)/ Baroness(ご夫人)
Peerage より上に、King and Queen, Prince and Princess がいらっしゃいます。Royaltyと呼ばれる最高位です。
さて、第2代グレイ伯爵は政治家で、1830~1834年まで首相をお務めになりました。
外交を通じて、ベルガモットを使った紅茶を贈り物でもらうようになり、あまりに美味しいので、国内生産を始められたそうです(UK 政府のホームページより ↓ )。
Thank you, Earl Grey.
mizuki's prayer
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