Pilotless Future
上のイラストは、友人からもらったジョークです。
下は、YouTube 版です。
「コロナ対策として、本日、パイロットは自宅から操縦しております……」
みなさんは、神戸のポートライナーをご存じですか?
1981年に生まれた、世界初の driverless の交通システムです。レールは高架になっていて、まさに空中ライナーです。
40年以上たった今、飛行機が pilotless になる日が近い気がして仕方ありません。
既に、小型化して通勤で利用する案があります。ところで、10~18時間飛行するようなジャンボ・ジェット旅客機はどうなのでしょうか。
BBC に記事がありました。
「パイロット不在のジャンボ・ジェット旅客機を製造することは可能だが、その運航が実現するとは限らない」
実現に至らないポイントは、次の通りです。
Politics
・パイロットとパイロット育成機関の教職員が失業する。
・パイロットの労働組合は、非常に強い力を持っている。
Insurance
・飛行機の製造、維持、改修、保険費用は巨額であり、一度の事故で、航空会社の財政は一変する。
・コンピュータ(ソフトウェア)は、些細なことで誤作動したり、ハッカーに狙われたりするため、安全性が保証できない。
・完璧な人間もいないが、完璧なコンピュータもない。
Salaries
・パイロットになる道は、非常に困難で努力を要し、費用もかかる。
・パイロット不足が続いている。
・パイロットの職責は重く、高給の雇用なので、pilotless になれば莫大な経費を削減できる。
・コックピットに入るパイロットの人数を、3人から2人、そして1人に減らすことは検討中である。
この記事は、2019年10月のものなので、若干古いです。
調べてみると、近いうちに pilotless の貨物輸送機の運航が現実になる可能性が高く、わたしたちが乗る、長時間飛行のジャンボ・ジェットについては、その先の検討になるそうです。
※そのような記事が、2022年や2023年の日付でいくつかありました。
"Good afternoon, ladies and gentleman. This is your captain speaking. Because of the coronavirous, today, I am working from home."
そもそも、そんな需要はあるのかな? みなさんは、パイロット不在のジャンボ・ジェットに乗りたいですか?
Born to love you.
花mizuki
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