「美しい青空の地」

ニュージーランドは、1642年オランダ探検家 Abel Tasman が発見しました。

オランダには "Zeeland" という州があって、"Sealand(海の土地)" という意味です。それに「新しい(nieuwe, new)」を加えて


"Nieuwe Zeeland (New Zealand) "「新しい海の土地」


と名付けられました。ヨーロッパから見れば、まさに「海の果てに見つけた、新しい土地」ですね。

原住民のマオリ族は、この国を "Aoteaora" と呼びます。"The Land of the Long White Cloud"「白く長い雲のたなびく地」という意味です。

※For your reference: Aotearoaをローマ字読み!


ニュージーランドの人口は470万人くらいで、大阪府の半分強です。たくさんの移民、難民を含めての数なので、小さな国だと言えるでしょう。

最大の都市である Auckland には、日本の都市のような喧噪がありますが、この国では首都(Wellington)であっても、何か落ち着いた雰囲気があります。静かで、心が和みます。


そして何より、青い空がどこまでも広がっているのが印象的。住宅地でも、ほとんどが1階建て(まれに2階建てや、3~4階建てのアパート)で、空が建物で遮られることがありません。空を見上げたら、「空だけ」を見ることができます。


ニュージーランドで暮らした2年間と、そのあと、仕事とプライベートで行き来した8年の間ずっと、わたしは夢を握って、青い大空を見上げていました。だから、Pakeha(ヨーロッパ人)でも、Maori(原住民)でもないわたしが、この国を名付けるなら、"The Land of the Beautiful Blue Sky" 「美しい青空の地 」かな~と思います。


わたしのリクエストにお応え下さった、高須番長の書道「美しい青空の地」もご覧ください!

みなさんなら、どのような意味合いで、どのようにネーミングなさるでしょうか。ぜひ一度、この国を訪問してみてください。


映像翻訳者 mizuki

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