Our Paths Cross
Life is a journey.
人生が旅なら、人との出会いはどのように思い描きますか? 英語では
Our paths cross.
と表現します。
一人ひとりの旅路が交差する、交わるというイメージです。
"We don't meet people by accident. They are meant to cross our paths for a reason."
"Some people cross our path in life and change our whole direction."
人との出会いにはすべて意味がある。
中には、人生を一変させるほどの出会いもある。
昨年12月12日、父が亡くなりました。通夜、葬儀を終えて、ほっとしたのも束の間、わたしは29日にICUに入りました。きっかけはクリスマスのころ、血便がボトボト続いたからですが、緊急の問題は極度の貧血でした。
「このままでは年を越せない」と町医者の先生。「院長先生に予約したから!」と、翌朝一番に総合病院に行くよう指示を受けました。
混み合う総合病院なのに、わたしはストレートで診察室に入りました。途端に車いすに乗せられて「お願いだから、危ないから、大人しくしていて!」と院長先生の一言…… すぐに点滴開始でした。
輸血が始まったのは夜です。血の相性があるらしく、事前の検査に時間がかかりました。3日かけて(大みそかまで)3回の輸血。3名の尊い命を頂きました。
年末年始というのに、医師と看護師チームは24時間、賢明に愛を持って対応して下さいました。
ICUで過ごした時間、窓から見えた青空と山々。
ずっと傍にいて下さった先生方、看護師さんたちのことは一生忘れません (と言っても、通院は続くので、まだまだお世話になります……)。
年が明けて、一般病棟に移っても同じです。3週間の入院中、あらゆるスタッフの方々に助けていただきました。
I feel grateful that my path crossed with you all. I will carry what I learnt from you with me and move forward.
日常でも、貴重な出会いがわたしの人生を支えてくれています。
時空を超えて見守ってくれる彼(わたし、新しい一歩を踏み出すよ!)
確かな友情で支えてくれる友人たち
純粋に心から慕ってくれる甥や姪
高いプロ意識で治療して下さる整骨院の先生
翻訳で繋がる映画監督、クライアントさん、エージェントさん
古い家に駆けつけて下さる職人さんたち
翻訳の裏話を楽しみにして下さる美容師さん
顔の一部だからと、少しでも似合うものを探して下さる眼鏡屋さん
にっちもさっちも行かなくなったとき、助けて下さるご近所さん
ブログを通じて、心のやり取りできる皆さん
I'm glad that our paths cross. Thank you.
mizuki
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