世界一の言語
国際映画祭では「英語字幕」が必須です。映画祭によっては、英語字幕から「開催地の母語」に翻訳して、字幕表示することもあります。
ところで、世界で一番多くの人が話す言語は何でしょうか?
Mosa Lingua によると、それは Mandarin Chinese(官話=中国語の方言)で、Spanish、English と続きます。
中国人は世界一の人口(10億人)を誇りますから、当然ですね。実際に Mandarin Chinese(官話=中国語の方言)を話しているのは、33か国に及ぶ8.6億人です。
スペイン語は、スペイン以外にラテンアメリカを中心に31ヶ国で話され、母語とする人が4億人います。母語としないでスペイン語を話す人も、4億人いるそうです。つまり、合計8億人です。
英語は、100以上の国で「第一の公用語」となっています。母語とする人は3億3000万~3億5000万人ですが、「第二言語を英語」とする人の数が世界一です。そういう意味で「最も影響力のある言語」と言われています。
この記事によると、日本語が9位に入っています。話す人の数は1.3億人です。
また「世界で登録されている言語は7000以上で、パプアニューギニアでは800以上の言語が話されている」とあります。以前、ある国際雑誌で「ネイティブアメリカンには何百もの部族があり、部族ごとに言語が異なる」という内容を読んだことがあります。そういう言語もカウントされているのでしょう。
最後に、世界で一番多くの人が書く言語は何でしょうか?
現代において「書く」とは「インターネットで使う」と同意になりますので……
1. 英語
2. 中国語
3. スペイン語
日本語は8位です。
国際社会の中で英語が担う役割は大きいです。わたしは翻訳者として、その責任をしっかり果たしたいと思います。
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